友にあふて礼あれ- Treating one’s friends with courtesy -
友にあふて(会うて)礼あれとは 友達の一日に十度・二十度来れる(きたれる)人なりとも 千里・二千里・来れる人の如く(ごとく)思ふて(おもうて)礼儀いささか・をろか(おろか、疎か)に思うべからず
上野殿御消息(1527頁)建治元年
通解
友に会ったら礼儀正しくあれ、というのは、友達で一日に10回、20回と訪ねてくる人であっても、千里・二千里の遠くから訪ねてきた人のように思って、少しも礼儀をおろそかにしてはならない。
意訳
友に会ったら礼儀正しくあれ、という意味は、一日に何度も会うような仲の良い友達であっても、遠くからわざわざ会いに来てくれた友達のように、礼儀正しく誠実に接していくことを忘れてはならない。
English Translations
" Four Virtues and Four Debts of Gratitude "
Treating one’s friends with courtesy means that, although one may encounter them ten or twenty times in the course of a single day, one greets them courteously as though they had traveled a thousand or two thousand miles to see one, never showing them indifference.
"The Writings of Nichiren Daishonin",Vol.2,P636
参考文献:「御書をひもとく」「英語で学ぶ御書」 第三文明社
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