汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か - If you care anything about your personal security, you should first of all pray for order and tranquillity throughout the four quarters of the land
帝王は国家を基(もと)として天下を治め 人臣は田園を領して世上(せじょう)を保つ、而るに(しかるに) 他方の賊 来つて(ぞく きたって) 其の国を侵逼(しんぴつ)し 自界叛逆(じかいほんぎゃく)して 其の地を掠領(りゃくりょう)せば 豈(あに)驚かざらんや豈騒がざらんや、国を失い家を滅せば 何れの所にか世を遁れん(まぬがれん) 汝(なんじ)須く(すべからく)一身の安堵(いっしん の あんど)を思わば 先ず(まず)四表の静謐(しひょう の せいひつ)を祷らん(いのらん)者か、就中(なかんずく)人の世に在るや(あるや)各(おの)後生(ごしょう)を恐る、 是を以て(これ を もって)或(あるい)は邪教を信じ 或は謗法を貴ぶ 各 是非に迷うことを悪む と雖も(いえども) 而も猶(しかも なお) 仏法に帰することを哀しむ。
立正安国論(31~32頁) 文応元年七月
通解(意訳)帝王・国家の指導者は、国家を基盤として天下を治めて、その国民は田園を領し、生産に励み、生活を支え、国家社会を支えていけるのである。ところが、他方の賊が来て国を侵略し、自国内で叛乱が起きて、その土地を略奪されるならば、国民はどうして驚かないでいられようか。騒がないでいられようか。必ず大混乱を引き起こすであろう。国土を失い国が亡びてしまったならは、一体どこへ逃れて行けるであろう。
あなたが自身が安遠・平穏である事を願うならば、まず自分の事よりも、自分の周囲を取り囲んでいる一国の静穏・平和を祈るべきである。
特に、人の世にいる間は、誰もが死後の来世のことを恐れるものである。このゆえにあるいは邪宗教を信じ、あるいは謗法を貴んでいる。自分はそれぞれ信仰している法の是非・善悪に迷っていること自体は悪むけれども、より深く考えれば、彼等もまた、正法を求めて仏法に帰依しているのである。それでいながら、邪法を邪法と知らずに、盲目的にそれを信じていることを哀しむものである。
- 9.11への哀悼の意を表して
English Translations
" On Establishing the Correct Teaching for the Peace of the Land "
It seems to me that when people are in this world they all fear what their lot may be in the life to come. So it is that they put their faith in distorted doctrines and pay honor to slanderous teachings. It distresses me that they should be so confused about right and wrong, and at the same time I feel pity that, having embraced Buddhism, they should have chosen the wrong kind.
- For a sorrow of 9.11
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, P 24
[ --- ] is liberal translation
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参考文献:「御書をひもとく」「英語で学ぶ御書」 第三文明社
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
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