病によりて道心はをこり候なり - Illness gives rise to the resolve to attain the way.
このやまひ(病)は仏の御はからひ(おん はからい)か・そのゆへ(ゆえ)は 浄名経(じょうみょうきょう)・涅槃経(ねはんきょう)には 病ある人 仏になるべきよし とかれて(説かれて)候、病によりて道心は をこり(起こり)候なり
妙心尼御前御返事(1480頁) 弘安元年8月
通解
この病は仏の御計らいであろうか。その理由は、浄名経・涅槃経には「病がある人は仏になる」と説かれている。病苦になることによって、初めて自分の生命について考えることで、求道心が起こるものである。
English Translations
" The Good Medicine for All Ills "
Could not this illness of your husband's be the Buddha's design, because the Vimalakīrti and Nirvana sutras both teach that sick people will surely attain Buddhahood? Illness gives rise to the resolve to attain the way.
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, P 0937
参考文献:「御書をひもとく」「英語で学ぶ御書」 第三文明社
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
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