八のかぜに をかされぬ を 賢人と申すなり - Worthy persons deserve to be called so because they are not carried away by the eight winds
賢人は 八風と申して 八のかぜに をかされぬ を 賢人と申すなり、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽なり、をを心は 利あるに・よろこばず・をとろうるに なげかず 等の 事なり、此の 八風に をかされぬ人をば 必ず天はまほらせ給うなり
四条金吾殿御返事[八風抄]
(1151頁)
建治3年(1277年)
通解(意訳)(1151頁)
建治3年(1277年)
賢人とは八風といって、八種の風に犯されないのを賢人というのである。八風とは利(利益を得る)・衰(衰える/損をする)・毀(非難される)・誉(誉められる)・称(讃えられる)・譏(謗られる)・苦(苦しむ)・楽(楽しむ)である。世間的な利益や褒められたり讃えられたりして、楽しい事が起きても喜ばず、逆に損をしたり、謗られるたりして苦しい事が起きた事を嘆かない、ということである。この八風に犯されない人を、諸天善神は守られるのである。
English Translations
" The Eight Winds "
Worthy persons deserve to be called so because they are not carried away by the eight winds: prosperity, decline, disgrace, honor, praise, censure, suffering, and pleasure.
They are neither elated by prosperity nor grieved by decline. The heavenly gods will surely protect one who is unbending before the eight winds.
The Month is unclear, 1277
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 794
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 794
[ --- ] is liberal translation.
参考文献:「御書をひもとく」「英語で学ぶ御書」 第三文明社
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
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