定めて天之を抑うるか - Undoubtedly the heavenly gods are delaying such a pardon.
本文
早早に御免を蒙らざる事は之を歎く可からず定めて天之を抑うるか
早早に御免を蒙らざる事は之を歎く可からず定めて天之を抑うるか
真言諸宗違目
(139頁)
文永9年5月
(1272年)
通解(意訳)
日蓮が佐渡流罪から早く赦免されない事には、必ず意味があるのだから、これを嘆いてはならない。これは、諸天善神が赦免されないように抑えておられるのであろう。
*必ず意味がある についての補足
この時、早くに赦免されて鎌倉に戻っていたら、内乱に巻き込まれるか、またはそれに乗じて暗殺される等、何らかの形で大聖人は命を落としていたかもしれません。
結果的には「佐渡に流罪されていたからこそ、内乱(自界本逆難)にも巻き込まれず、疫病にもかからずに済んだ」という意味があったと言えます。
「天之を抑うるか」の一文に、諸天善神の加護によるものだとの大聖人の大確信を感じとる事ができます。
さらに、「信心の途上に起きる出来事には、必ず意味がある。そう確信して、疑ったり嘆いたりしてはならない」と、弟子達にも信心の確信や不退転の信心を掴んで欲しいという、大聖人の慈悲の心であると拝することができます。
日蓮が佐渡流罪から早く赦免されない事には、必ず意味があるのだから、これを嘆いてはならない。これは、諸天善神が赦免されないように抑えておられるのであろう。
*必ず意味がある についての補足
この時、早くに赦免されて鎌倉に戻っていたら、内乱に巻き込まれるか、またはそれに乗じて暗殺される等、何らかの形で大聖人は命を落としていたかもしれません。
結果的には「佐渡に流罪されていたからこそ、内乱(自界本逆難)にも巻き込まれず、疫病にもかからずに済んだ」という意味があったと言えます。
「天之を抑うるか」の一文に、諸天善神の加護によるものだとの大聖人の大確信を感じとる事ができます。
さらに、「信心の途上に起きる出来事には、必ず意味がある。そう確信して、疑ったり嘆いたりしてはならない」と、弟子達にも信心の確信や不退転の信心を掴んで欲しいという、大聖人の慈悲の心であると拝することができます。
English Gosho
You must not lament the fact that I have not speedily been granted pardon from my sentence of exile. Undoubtedly the heavenly gods are delaying such a pardon.
You must not lament the fact that I have not speedily been granted pardon from my sentence of exile. Undoubtedly the heavenly gods are delaying such a pardon.
" Errors of the True Word and Other Schools "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.2, p. 434
May, 1272.
[ --- ] is liberal translation.
Interpretation (liberal translation)Undoubtedly the heavenly gods are delaying such a pardon.
There is important meaning, and Nichiren doesn't remit some early from Sado banishment.
So you aren't supposed to grieve for this. A goodness of gods will protect as Nichiren doesn't remit this.
* The important meaning
If Nichiren was remitted and had returned to Kamakura early at the same time, maybe Nichiren was losing his life by some shapes for whether he was involved in a rebellion or took that and was assassinated.
Because banishment was done by Sado consequently, Nichiren didn't also have not to be also involved in a rebellion and to have a plague. There was such meaning.
It's possible to sense Nichiren's big conviction that it depends on divine protection of a goodness of gods;"There is meaning important to the affair which occurs to the way of the study of the belief. You are not supposed to be this convinced, doubt and grieve."
That is a heart of mercy of Nichiren , and he wants his disciples to grasp a conviction of faith and distraction-less faith.
参考文献:
「日蓮大聖人御書全集」
「御書をひもとく」
「英語で学ぶ御書」
第三文明社
Bibliography :
"The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
「日蓮大聖人御書全集」
「御書をひもとく」
「英語で学ぶ御書」
第三文明社
Bibliography :
"The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
コメント
コメントを投稿
誰でもコメントができるようになりました。
匿名コメントも可能ですので、気軽にコメントできます。