いよいよ・はげまして法華経の功徳を得給うべし - You should therefore strive in faith more than ever to receive the blessings of the Lotus Sutra.
本文 いよいよ・はげまして法華経の功徳を得給うべし、師曠(しこう )が耳・離婁(りろう)が眼のやうに聞見させ給へ いよいよ・はげまして ほけきょうの くどくを え たもうべし、しこうが みみ・りろうが めの ように けんぶんさせたまえ 椎地四郎殿御書 しいじしろうどのごしょ [如度得船御書] にょととくせんごしょ [身軽法重死身弘法御書] しんきょうほうじゅうししんぐほうごしょ (1448頁) 弘長元年4月 (1261年) 通解(意訳) いよいよ信心に励んで、法華経の功徳である、「六根清浄(ろっこん しょうじょう)の功徳」を受けきっていきなさい。そして、清らかな耳と目で、世の中で起こる様々な出来事の正邪の真実を聞き分け、見抜く力を身につけなさい。 ・師曠(しこう)・中国の音楽家であり、少しの音色の違いを聞き分ける事ができた。 ・離婁(りろう)・同じく中国の伝説上の人物で、百歩離れた先の人の、細かい毛まで見えた。 *六根清浄の功徳 人間の心身を、眼根(げんこん)・耳根(にこん)・鼻根(びこん)・舌根(ぜっこん)・身根(しんこん)・意根(いこん)の、6種類の感覚に分けた仏法の考え方。法華経を信受することで心身が浄化され、元来持っている自分の能力(六根の力)を最大限に発揮することができる。 英語で御書 Gosho in English You should therefore strive in faith more than ever to receive the blessings of the Lotus Sutra. Listen with the ears of Shih K’uang and observe with the eyes of Li Lou. " A Ship to Cross the Sea of Suffering " "The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 33 April, 1261. [ --- ] is liberal translation. Interpretation (liberal translation) Shih K’uang, in Chinese legend, was