大人には・いのりなしまいらせ候べし - Calmly continue to offer prayers.
本文
此の法門の一行 いかなる本意なき事ありとも・みずきかず・いわずして・むつばせ給へ、
大人には・いのりなしまいらせ候べし
この ほうもん の いっこう いかなる ほんい なき こと ありとも・みず きかず・いわず して・むつばせ たまえ・だいにん には・いのり なし まいらせ そうろべし
陰徳陽報御書
いんとくようほうごしょ
(1178頁)
弘安元年
(1278年)
通解(意訳)
この法門の人々とは、たとえどんな不本意なことがあっても、見ず、聞かず、言わずして、仲良くしていきなさい。
おだやかにして、祈っていきなさい。
- たがいに尊敬し仲良く前進
(リーダーの心がけとして)当然、根本である信心の大綱は、きちんと指導していかなければならない。 そのうえで、私的なことについては、いちいちこまかく指摘したり、非難しあったりすることは賢明ではない。人それぞれに個性があり、生き方がある。 生活環境も違う。 たがいに尊重しあい、仲良くしていくことこそが大事である。(中略)たとえ不本意なことがあっても、広々とした心で、忍耐強く、大きく包容し、より強盛な信心に立てるよう激励していくことである。 また大きな立場から、成長を祈ってあげることである。そうしていけば、本人の信心の深化とともに、しだいに人間的にも成長をめざしていくにちがいない。-池田大作
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
You must be on good terms with those who believe in this teaching, neither seeing, hearing, nor pointing out anything about them that may displease you.
Calmly continue to offer prayers.
" Unseen Virtue and Visible Reward "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p.907
in April, 1278.
[ --- ] is liberal translation.
- To respect it each other, and to advance peacefully.
(As a leader's mind) Naturally, the fundamental principles of devotion must be taught properly. In addition, it is not wise to point out or condemn private matters.Each person has their own personality and a way of life. The living environment is also different. It is important to respect each other and get along well.Even if there is something unwilling, be patient and have a spacious heart and greatly envelop your opponent.It is to encourage the other person to build a stronger conviction. It is also important to pray for the other person's growth from a large standpoint.By doing so, the person's conviction will deepen and will gradually aim for personal growth.- Daisaku Ikeda
Gosho in Japanese
此の 法門 の 一行 いかなる 本意 なき 事 ありとも・みず きかず・いわず して・むつばせ 給へ、
大人 には・いのり なし まいらせ 候べし
KONO HŌMON NO IK'KŌ IKANARU FUFON-I NAKI KOTO ARITOMO・MIZU・IWAZU SHITE・MUTSUBASE TAMAE,
DAININ NIWA・INORI NASHI MAIRASE SŌRŌ BESHI
陰徳 陽報 御書
INTOKU YŌHŌ GOSHO
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