大国の王は民ををやとし民は食を 天とす - The ruler of a large state looks on the people as his parent, and the people look on food as their Heaven
本文
大国の王は 民を をや とし 民は 食を 天とす と かかれたり、
食には 三の徳 あり、一には 命をつぎ・二には いろをまし・三には 力を そう、
人に 物を ほどこせば 我が身の たすけとなる、
譬へば 人のために火をともせば・我が まへ あきらかなるがごとし
たいこくの おうは たみを おや とし たみは しょく を てん とす と かかれたり、
しょく には さん の とく あり いち には いのち を つぎ・に には いろ を まし・さん には ちから を そう、
ひと に もの を ほどこせば わがみ の たすけ と なる、
たとえば ひと の ため に ひ を ともせば・わが まえ あきらか なる が ごとし
食物三徳御書
しょくもつ さんとく ごしょ
(1598頁)
年月不明
通解(意訳)
「大国の王は、国民を親のように大切にし、国民は食物を天の如く尊重する」と書物に書かれている。食物には三つの徳がある。一には生命を継ぎ、二には色(顔色、肉体的健康)を増し、三には力(生命力、生きようとする心)を添え強くする徳である。
人に物を施せば、かえって我が身を助けることに繋がる。例えば、人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなるようなものである。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
It is written that the ruler of a large state looks on the people as his parent, and the people look on food as their Heaven.
Food has three virtues. First, it sustains life. Second, it enlivens the complexion. Third, it nourishes strength.
If one gives food to others, one will improve one’s own lot, just as, for example, if one lights a fire for others, one will brighten one’s own way.
" On the Three Virtues of Food "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.2, p. 1060
Unclear Year.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
大国 の 王 は 民 を をや とし 民 は 食 を 天 と す と かかれたり、
食 には 三 の 徳 あり、一 には 命 を つぎ・二 には いろ を まし・三 には 力 を そう、
人 に 物 を ほどこせば 我が 身 の たすけ と なる、
譬へば 人 の ため に 火 を ともせば・我が まへ あきらか なる が ごとし
TAIKOKU NO OU WA TAMI WO OYA TO SHI TAMI WA SHOKU WO TEN TO SU TO KAKARETARI,
SHOKU NIWA SAN NO TOKU ARI, ICHI NIWA INOCHI WO TSUGI・NI NIWA IRO WO MASHI・SAN NIWA CHIKARA WO SOU,
HITO NI MONO WO HODOKOSEBA WAGAMI NO TASUKE TO NARU,
TATOEBA HITO NO TAMENI HI WO TOMOSEBA・WAGA MAE AKIRAKA NARU GA GOTOSHI
食物 三徳 御書
SHOKUMOTSU SANTOKU GOSHO
コメント
コメントを投稿
誰でもコメントができるようになりました。
匿名コメントも可能ですので、気軽にコメントできます。