法華経一部の肝心は南無妙法蓮華経の題目にて候 - the heart of the Lotus Sutra is its title, or the daimoku, of Nam-myoho-renge-kyo.
本文
一切の事につけて所詮・肝要と申す事あり、法華経一部の肝心は 南無妙法蓮華経の題目にて候、
朝夕 御唱え 候はば 正く 法華経一部を真読 にあそばすにて候、二返唱うるは二部 乃至 百返は百部・千返は千部・加様に 不退に御唱え候はば 不退に法華経を読む人にて候べく候
一切の事につけて所詮・肝要と申す事あり、法華経一部の肝心は 南無妙法蓮華経の題目にて候、
朝夕 御唱え 候はば 正く 法華経一部を真読 にあそばすにて候、二返唱うるは二部 乃至 百返は百部・千返は千部・加様に 不退に御唱え候はば 不退に法華経を読む人にて候べく候
妙法尼御前御返事
[一句肝心事]
(1402~1403頁)
弘安元年7月
(1278年)
[一句肝心事]
(1402~1403頁)
弘安元年7月
(1278年)
通解(意訳)
世の中の一切の事柄には、いわゆる肝要という最も重要な事がある。法華経一部(全28巻)の肝心は、南無妙法蓮華経の題目なのである。
朝夕、南無妙法蓮華経の題目を唱えられるならば、まさしく法華経全28品を最初から最後まで、一門一句間違いなく真読(しんどく)したことと同じ事になるのである。2偏、南無妙法蓮華経と題目を唱えれば2回、100偏唱えれば100回、千偏は千回、法華経を読む事と同じであり、このように退転することなく題目を唱えられるならば、退転することなく法華経を真読する人なのである。
世の中の一切の事柄には、いわゆる肝要という最も重要な事がある。法華経一部(全28巻)の肝心は、南無妙法蓮華経の題目なのである。
朝夕、南無妙法蓮華経の題目を唱えられるならば、まさしく法華経全28品を最初から最後まで、一門一句間違いなく真読(しんどく)したことと同じ事になるのである。2偏、南無妙法蓮華経と題目を唱えれば2回、100偏唱えれば100回、千偏は千回、法華経を読む事と同じであり、このように退転することなく題目を唱えられるならば、退転することなく法華経を真読する人なのである。
English Gosho
Everything has its essential point, and the heart of the Lotus Sutra is its title, or the daimoku, of Nam-myoho-renge-kyo.
Truly, if you chant this in the morning and evening, you are correctly reading the entire Lotus Sutra. Chanting daimoku twice is the same as reading the entire sutra twice, one hundred daimoku equal one hundred readings of the sutra, and one thousand daimoku, one thousand readings of the sutra.
Thus, if you ceaselessly chant daimoku, you will be continually reading the Lotus Sutra.
" The One Essential Phrase "
July, 1278.
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 923
[ --- ] is liberal translation.
July, 1278.
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 923
[ --- ] is liberal translation.
参考文献:「日蓮大聖人御書全集」
「御書をひもとく」「英語で学ぶ御書」 第三文明社
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
「御書をひもとく」「英語で学ぶ御書」 第三文明社
Bibliography : "The Writings of Nichiren Daishonin"
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
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