かかる濁世には互につねに・いゐあわせてひまもなく 後世ねがわせ給い候へ - In this defiled age, you should always talk together and never cease to pray for your next life.
本文
設い身命に及ぶとも退転すること莫れ。
富木・三郎左衛門の尉・河野辺・大和阿闍梨等・殿原・御房達
各各 互に 読聞け まいらせさせ給え、
かかる濁世には 互に つねに・いゐあわせて ひまもなく 後世 ねがわせ給い候へ
たとい しんみょうに およぶとも たいてん すること なかれ。
とき・さぶろうざえもんのじょう・かわのべ・やまとあじゃり とう・とのばら・ごぼう たち
おのおの たがいに よみきけ まいらせ させたまえ、
かかる じょくせ には たがいに つねに・いいあわせて ひまもなく ごせ ねがわせ たまい そうらえ
法華行者逢難事
ほっけ ぎょうじゃ ほうなん じ
(965頁)
文永11年1月
(1274年)
通解(意訳)
たとえ大難が身命に及ぶ事があっても、決して退転してはならない。
富木常忍(とき じょうにん)・三郎左衛門尉(さぶろう ざえもんのじょう=四条金吾)・河野辺入道(かわのべ にゅうどう)・大和阿闍梨(やまと あじゃり)等の殿達や御房達、
おのおのお互いに読み聞かせてさしあげなさい。
このような濁世には互いにつねに話し合って、ひまなく後世を願うようにしなさい。
- 直接会って対話する「膝詰めの対話」
ただ一人でもいい。その一人の人に全力で法を説き、体験を語り、広布のこと、人生のことを心から話し合っていけばよいのだ。二人でもいい、御本尊の話をして、感激し合って帰る座談会にしてほしい。三人もくれば、”大勢”というべきである。-戸田城聖
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
Even if it should cost you your lives, you must never discard your faith.
Toki, Saburō Saemon-no-jō, Kawanobe, Āchārya Yamato, and the rest of you, gentlemen and priests, should read this letter to one another and listen.
In this defiled age, you should always talk together and never cease to pray for your next life.
" The Votary of the Lotus Sutra Will Meet Persecution "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 449
in January, 1274.
[ --- ] is liberal translation.- The talks with meeting directly , "Talks of the knee to Knee".
Everybody preaches splendor of the Nichiren Buddhism for the happiness of only one person with every effort, and talk about the experience, the Kosen-Rufu and the life heartily.Even only two people, I want them to talk about Gohonzon each other and they share an impression together. It is "ZADANKAI".If three people come to ZADANKAI, it should be said that it came in great numbers.- Josei Toda
Gosho in Japanese
設い 身命 に 及ぶ とも 退転 する こと 莫れ。
富木・三郎左衛門 の 尉・河野辺・大和阿闍梨 等・殿原・御房達
各各 互に 読聞け まいらせ させ給え、
かかる 濁世 には 互に つねに・いゐあわせて ひまもなく 後世 ねがわせ 給い 候へ
TATOI SINMYO NI OYOBU TOMO TAITEN SURU KOTO NAKARE.
TOKI・SABURŌ-ZAEMON-NO-JŌ・KAWANOBE・YAMATO AJARI TŌ・TONOBARA・GOBŌ TACHI
ONO-ONO TAGAI NI YOMI KIKE MAIRASE SASE TAMAE,
KAKARU JOKUSE NIWA TAGAI NI TSUNE NI・II AWASETE HIMAMONAKU GOSE NEGAWASE TAMAI SŌRAE
法華 行者 逢難事
HOK'KE GYOJA HŌNAN-JI
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