師子吼とは 仏の説なり - The lion’s roar (shishi ku) is the preaching of the Buddha.
本文
師子吼とは 仏の説なり 説法とは法華 別にしては南無妙法蓮華経なり、
師とは師匠授くる所の妙法、子とは弟子受くるところの妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり
ししく とは ほとけ の せつ なり せっぽう とは ほっけ べつに して は なんみょうほうれんげきょう なり、
し とは ししょう さずくる ところ の みょうほう、し とは でし うくる ところ の みょうほう・く とは してい ともに となうる ところ の おんじょう なり
御義口伝
勧持品十三箇の大事
第五 作師子吼の事
おんぎくでん
かんじぼんじゅうさんこのだいじ
だいご さししくのこと
ONGIKUDEN
KANJIBON JU-SAN-KO NO DAIJI
DAI-GO SASHISHIKU NO KOTO
(748頁)
通解(意訳)
師子吼(しし く)とは、仏の説法である。説法とは法華経の事であり、つまり「南無妙法蓮華経を説く事」である。
師子吼の「師(し)」とは、師匠である仏が弟子に授ける(教える)妙法であり、「子(し)」とは、弟子が受ける(習う)妙法であり、「吼(く、ほえるの意味)」とは、師匠と弟子(師弟)が、南無妙法蓮華経と共に唱える、題目の音声の事という意味である。
「師子吼」とは、厳しい現実社会のうえで、弟子が師匠の教えの通りに実践し、師匠と共に「南無妙法蓮華経」と題目を唱え、百獣の王であるライオン(獅子:師子)のように堂々と正義を吼えて、弟子が自ら「師匠のため、広宣流布のために」と立ち上がり、戦い抜いていく事である。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
The lion’s roar (shishi ku) is the preaching of the Buddha. The preaching of the Law means the preaching of the Lotus Sutra, or the preaching of Nam-myoho-renge-kyo in particular.
The first shi of the word shishi, or “lion” [which means “teacher”], is the Wonderful Law that is passed on by the teacher. The second shi [which means “child”] is the Wonderful Law as it is received by the disciples.
The “roar” is the sound of the teacher and the disciples chanting in unison.
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Chapter Thirteen: Encouraging Devotion
Thirteen important points
Point Five,
on the words “to roar the lion’s roar” (sa shishi ku)
"The Record of The Orally Transmitted Teachings"
Part 1, p. 111
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[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
師子吼 とは 仏 の 説 なり 説法 とは 法華 別 に して は 南無妙法蓮華経なり、
師 とは 師匠 授くる 所 の 妙法、子 とは 弟子 受くる ところ の 妙法・吼 とは 師弟 共 に 唱うる 所 の 音声 なり
SHISHIKU TOWA HOTOKE NO SETSU NARI SEP'POU TOWA HOK'KE BETSU NI SHITE WA NAN-MYOHO-RENGE-KYO NARI,
SHI TOHA SHISHŌ SAZUKURU TOKORO NO MYOHO, SHI TOHA DESHI UKURU TOKORO NO MYOHO・KU TOHA SHITEI TOMO NI TONAURU TOKORO NO ONJŌ NARI
御義口伝
勧持品 十三箇 の 大事
第五 作師子吼の事
ON-GI-KU-DEN
KANJI-BON JU-SAN-KO NO DAIJI
DAI-GO SASHISHIKU NO KOTO
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