人をたすくれば実語・軟語なるべし - If such words help the person to whom they are addressed, then they are worthy to be regarded as truthful words and gentle words.
本文
仮令 強言なれども 人をたすくれば実語・軟語なるべし、
設ひ 軟語なれども 人を損ずるは妄語・強言なり
たとい ごうげん なれども ひと を たすくれば じつご・なんご なるべし、
たとい なんご なれども ひと を そんずる は もうご・ごうげん なるべし
善無畏三蔵抄
ぜんむいさんぞうしょう
(890頁)
文永7年
(1270年)
通解(意訳)
たとえ、強い口調て荒い言葉であっても、相手のことを心から思って言った言葉で、その人を助ければ、それは真実の言葉(実語)であり、柔らく優しい言葉(軟語)である。
逆にたとえ柔らかい口調で優しい言葉であっても、相手を悪い道へ落とし込み、道を間違わせてしまえば、それは偽りの言葉(妄語)であり、強く荒い言葉(強言)である。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
Even though one may resort to harsh words, if such words help the person to whom they are addressed, then they are worthy to be regarded as truthful words and gentle words.
Similarly, though one may use gentle words, if they harm the person to whom they are addressed, they are in fact deceptive words, harsh words.
" The Tripitaka Master Shan-wu-wei "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 178
in 1270.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
仮令 強言なれども 人をたすくれば実語・軟語なるべし、
設ひ 軟語なれども 人を損ずるは妄語・強言なり
たとい ごうげん なれども ひと を たすくれば じつご・なんご なるべし、
たとい なんご なれども ひと を そんずる は もうご・ごうげん なるべし
TATOI GŌGEN NAREDOMO HITO WO TASUKUREBA JITSU-GO・NAN-GO NARUBESHI,
TATOI NANGO NAREDOMO HITO WO SON-ZURU WA MŌ-GO・GŌ-GEN NARUBESHI
善無畏三蔵抄
ZEN-MU-I SAN-ZŌ-SHŌ
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