法華を識る者は 世法を得可きか - When one knows the Lotus Sutra, one understands the meaning of all worldly affairs.
本文
天 晴れぬれば 地 明かなり 法華を識る者は 世法を得可きか
てん はれぬれば ち あきらか なり ほっけ を しる もの は せほう を う べきか
観心本尊抄
かんじんのほんぞんしょう
[如来滅後五五百歳始観心本尊抄]
にょらいめつご ご ごひゃくさい に はじむ かんじん の ほんぞんしょう
[法本尊開顕の書]
ほうほんぞんかいけんのしょ
(246頁)
文永10年4月
(1272年)
通解(意訳)
天が晴れるならば、大地は明るくなる。太陽の光に従って大地が明るくなるように、法華経を識る者は、世の中の道理と仏法の法理がかけ離れていないこと(世法=仏法即社会)を、自ら明らかに知ることができて、自身の使命を果たし、実証を示すことに目覚めることができるであろう。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
When the skies are clear, the ground is illuminated. Similarly, when one knows the Lotus Sutra, one understands the meaning of all worldly affairs.
" The Object of Devotion for Observing the Mind Established
in the Fifth Five-Hundred-Year Period
after the Thus Come One’s Passing "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 376
in April, 1272.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
天 晴れ ぬれば 地 明か なり 法華 を 識る 者 は 世法 を 得 可き か
TEN HARE NURE BA CHI AKIRAKA NARI HOKKE WO SHIRU MONO WA SEHŌ WO U BEKI KA
観心 本尊 抄
KANJIN-NO-HONZON-SHŌ
[如来 滅後 五 五百歳 始 観心 本尊 抄]
NYORAI-METSUGO-GO-GOHYAKUSAI-NI-HAJIMU-KANJIN-NO-HONZON-SHŌ
[法 本尊 開顕 の 書]
HŌ-HONZON KAIKEN NO SHO
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