深く信じて妙法蓮華経と唱へば一生成仏更に疑あるべからず - If you chant Myoho-renge-kyo with deep faith in this principle, you are certain to attain Buddhahood in this lifetime.
本文
善悪に付いて 起り起る処の念心の当体を指して 是れ妙法の体と説き宣べたる経王なれば 成仏の直道とは云うなり、
この旨を深く信じて 妙法蓮華経と唱へば 一生成仏 更に疑あるべからず
ぜんあくに ついて おこり おこる ところの ねんしんの とうたいを さして これ みょうほうの たい と ときのべたる きょうおうなれば じょうぶつの じきどうとは いうなり、
このむねを ふかくしんじて みょうほんれんげきょう と となえば いっしょうじょうぶつ さらに うたがい あるべからず
一生成仏抄
いっしょうじょうぶつしょう
(384頁)
建長7年
(1255年)
通解(意訳)
人の心の善悪は、一瞬一瞬に起こる心の状態の変化によるものである事を指して、凡夫の心そのものがそのまま妙法蓮華経の当体(本質)であると説いたのが、諸経の王である法華経である。だから、成仏の直道というのである。
この宇宙の法理である妙法を深く信じて、疑う事なく妙法蓮華経と唱えたなら、一生成仏は絶対に間違いないのである。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
The entity of our life, which manifests either good or evil at each moment, is in fact the entity of the Mystic Law.
If you chant Myoho-renge-kyo with deep faith in this principle, you are certain to attain Buddhahood in this lifetime.
" On Attaining Buddhahood in This Lifetime "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 3
in 1255.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
善悪 に 付いて 起り 起る 処 の 念心 の 当体 を 指して 是れ 妙法 の 体 と 説き 宣べたる 経王 なれば 成仏 の 直道 とは 云う なり、
この 旨 を 深く 信じて 妙法蓮華経 と 唱へば 一生成仏 更 に 疑 ある べからず
ZEN AKU NI TSUITE OKORI OKORU TOKORO NO NENSHIN NO TŌTAI WO SASHITE KORE MYOHO NO TAI TO TOKI NOBETARU KYŌ-Ō NAREBA JŌBUTSU NO JIKIDŌ TOWA IUNARI,
KONO MUNE WO FUKAKU SINJITE MYOHO-RENGE-KYO TO TONAEBA IS'SHŌ JŌBUTSU SARANI UTAGAI ARU BEKARAZU
一生 成仏 抄
IS'SHŌ JŌBUTSU SHŌ
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