人身は持ちがたし草の上の露 - Life as a human being is hard to sustain—as hard as it is for the dew to remain on the grass.
本文
人身は受けがたし 爪の上の土・人身は持ちがたし 草の上の露、
百二十まで持ちて 名を・くたして死せんよりは 生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ
じんしん は うけがたし つめ の うえ の つち・じんしん は もちがたし くさ の うえ の つゆ、
ひゃく にじゅう まで もちて な を くたして し せん より は いきて いちにち なりとも な を あげん こと こそ たいせつ なれ
崇峻天皇御書
すしゅんてんのうごしょ
[三種財宝御書]
さんしゅざいほうごしょ
(1173頁)
建治3年9月
(1277年)
通解(意訳)
人間として生まれてくることは難しいことであって、爪の上に乗っているわずかな土のようにまれである。また、人間として生まれたとしてもその身を持つことは難しく、草の上に乗っている朝露がすぐに蒸発してしまうようにはかない。
たとえ120歳まで身を持ったとしても、悪い評判を残して死ぬよりは、生きて一日でも名をあげることこそ大切である。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
It is rare to be born a human being. The number of those endowed with human life is as small as the amount of earth one can place on a fingernail. Life as a human being is hard to sustain—as hard as it is for the dew to remain on the grass.
But it is better to live a single day with honor than to live to 120 and die in disgrace.
" The Three Kinds of Treasure "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 850
in November, 1277.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
人身 は 受けがたし 爪 の 上 の 土・人身 は 持ち がたし 草 の 上 の 露、
百二十 まで 持ちて 名 を・くたして 死 せん より は 生きて 一日 なりとも 名 を あげん 事 こそ 大切 なれ
JINSHIN WA UKEGATASHI TSUME NO UE NO TSUCHI・JINSHIN WA TAMOCHIGATASHI KUSA NO UE NO TSUYU,
HYAKUNIJŪ MADE MOCHITE NA WO・KUTASHITE SHI SEN YORI WA IKITE ICHINICHI NARITOMO NA WO AGEN KOTO KOSO TAISETSU NARE
崇峻 天皇 御書
SUSHUN TEN-NŌ GOSHO
[三種 財宝 御書]
SAN-SHU ZAIHŌ GOSHO
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