末代幼稚の頚に懸けさしめ給う - With which he then adorned the necks of the ignorant people of the latter age.
本文
一念三千を識らざる者には仏・大慈悲を起し五字の内に此の珠を裹み 末代幼稚の頚に懸けさしめ給う
いちねんさんぜんを しらざるものには ほとけ・だいじひを おこし ごじのうちに このたまをつつみ まつだい ようちのくびに かけさせしめたもう
観心本尊抄
かんじんのほんぞんしょう
[如来滅後五五百歳始観心本尊抄]
にょらいめつご ご ごひゃくさい に はじむ かんじん の ほんぞんしょう
[法本尊開顕の書]
ほうほんぞんかいけんのしょ
(254頁)
文永10年4月
(1272年)
通解(意訳)
一念三千の法理を知らない末法の衆生に対して、仏は大慈悲を起こし、妙法蓮華経の五字に一念三千の珠をつつみ、仏の生命を大御本尊として曼荼羅に顕して、末法の無知で幼いすべての衆生が、自身の仏の境涯を開くことができるようにして下さったのである。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
Showing profound compassion for those unable to comprehend the gem of the doctrine of three thousand realms in a single moment of life,
the Buddha wrapped it within the five characters [ of Myoho-renge-kyo ], with which he then adorned the necks of the ignorant people of the latter age.
" The Object of Devotion for Observing the Mind
Established in the Fifth Five-Hundred-Year
Period after the Thus Come One’s Passing "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 376
April, 1272.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
一念三千 を 識らざる 者 には 仏・大慈悲 を 起し 五字 の 内 に 此の 珠を 裹み 末代 幼稚 の 頚 に 懸けさしめ給う
いちねんさんぜんを しらざるものには ほとけ・だいじひを おこし ごじのうちに このたまをつつみ まつだい ようちのくびに かけさせしめたもう
ICHNEN-SANZEN WO SHIRAZARU MONO NIWA HOTOKE・DAIJIHI WO OKOWHI GOJI NO UCHI NI KONO TAMA WO TSUTSUMI MATSUDAI YŌCHI NO KUBI NI KAKESASESHIME TAMOU
観心 本尊 抄
KANJIN-NO-HONZON-SHŌ
[如来 滅後 五 五百歳 始 観心 本尊 抄]
NYORAI-METSUGO-GO-GOHYAKUSAI-NI-HAJIMU-KANJIN-NO-HONZON-SHŌ
[法 本尊 開顕 の 書]
HŌ-HONZON KAIKEN NO SHO
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