二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり - Then two, three, and a hundred followed, chanting and teaching others.
本文
日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、
未来も又しかるべし、是 あに地涌の義に非ずや、
剰へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし
にちれん ひとり はじめ は なんみょうほうれんげきょう と となえしが、ににん・さんにん・ひゃくにん と しだい に となえ つたうる なり、
みらい も また しかるべし、これ あに じゆ の ぎ に あらずや、
あまつさえ こうせんるふ の とき は にほん いちどう に なんみょうほうれんげきょうと となえん こと は だいち を まと と する なるべし
諸法実相抄
しょほうじっそうしょう
(1360頁)
文永10年5月
(1273年)
通解(意訳)
はじめは日蓮一人が南無妙法蓮華経と唱えたが、二人・三人・百人と次第に唱え伝えてきたのである。
未来もまたそうであろう。これが地涌の義ではないだろうか。
そればかりか広宣流布のときは、あらゆる人達が一同に南無妙法蓮華経と唱えることは大地を的とするようなものである。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
At first only Nichiren chanted Nam-myoho-renge-kyo, but then two, three, and a hundred followed, chanting and teaching others.
Propagation will unfold this way in the future as well. Does this not signify “emerging from the earth”?
At the time when the Law has spread far and wide, the entire Japanese nation will chant Nam-myoho-renge-kyo, as surely as an arrow aimed at the earth cannot miss the target.
" The True Aspect of All Phenomena "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 385
in May, 1273
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
日蓮 一人 はじめ は 南無妙法蓮華経 と 唱へしが、二人・三人・百人 と 次第 に 唱へ つたふる なり、
未来 も 又 しかるべし、是 あに 地涌 の 義 に 非ずや、
剰へ 広宣流布 の 時 は 日本 一同 に 南無妙法蓮華経 と 唱へん 事 は 大地 を 的 と する なるべし
NICHIREN HITORI HAJIME WA NAN-MYOHO-RENGE-KYO TO TONAESHI GA, NI-NIN・SAN-NIN・HYAKU-NIN TO SHDAI NI TONAE TSUTAURU NARI,
MIRAI MO MATA SHKARU BESHI, KORE ANI JIYU NO GI NI ARAZUYA,
AMATSUSAE KOSEN-RUFU NO TOKI NIWA NIHON ICHIDOU NI NAM-MYOHO-RENGE-KYO TO TONAEN KOTO WA DAICHI WO MATO TO SURU NARU BESHI
諸法 実相 抄
SHOHŌ JIS'SŌ SHŌ
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