法華経の功徳はほむれば弥功徳まさる - The more one praises the blessings of the Lotus Sutra, the more one’s own blessings will increase.
本文
金は やけば 弥 色まさり 剣は とげば 弥 利くなる・法華経の功徳は ほむれば 弥 功徳まさる、
二十八品は 正き事は わずかなり 讃むる言 こそ多く候へ と 思食す べし
こがね は やけば いよいよ いろ まさり つるぎ は とげば いよいよ とく なる・ほけきょう の くどく は ほむれば いよいよ くどく まさる、
にじゅうはっぽん は まさしき こと は わずか なり ほむる ことば こそ おおく そうらえ と おぼしめすべし
妙密上人御消息
みょうみつしょうにんごしょうそく
[法華経功徳抄]
ほけきょうくどくしょう
(1241~1242頁)
建治2年潤3月
(1276年)
通解(意訳)
金は、焼いて精錬すれば、いよいよ色がよくなり、剣は、研げばいよいよ良く切れるようになる。
同じように、法華経の功徳を褒め称えるならば、ますます功徳が勝るのである。
法華経二十八品は、正しい法理を説いたところはわずかではあるが、讃めた言葉こそ多くあるのだ、ということを心得てきなさい。
英語で御書
Gosho in English
Gosho in English
The more gold is heated in the flames, the brighter will be its color; the more a sword is whetted, the sharper it will become. And the more one praises the blessings of the Lotus Sutra, the more one’s own blessings will increase.
Bear in mind that the twenty-eight chapters of the Lotus Sutra contain only a few passages elucidating the truth, but a great many words of praise.
" The Blessings of the Lotus Sutra "
"The Writings of Nichiren Daishonin", Vol.1, p. 673
in March, 1276.
[ --- ] is liberal translation.Gosho in Japanese
金は やけば 弥 色まさり 剣は とげば 弥 利くなる・法華経 の 功徳 は ほむれば 弥 功徳 まさる、
二十八品 は 正き 事 は わずか なり 讃むる 言 こそ 多く候へ と 思食す べし
KOGANE WA YAKEBA IYOIYO IRO MASARI TSURUGI WA TOGEBA IYOIYO TOKU NARU・
HOKEKYO NO KUDOKU WA HOMUREBA IYOIYO KUDOKU MASARU,
NIJU-HAP'PON WA MASASIKI KOTO WA WAZUKA NARI HOMURU KOTOBA KOSO OOKU SŌRAE TO OBOSHIMESU BESHI
妙密 上人 御消息
MYŌMITSU SHŌNIN GOSHŌSOKU
[法華経 功徳 抄]
HOKEKYO KUDOKU SHŌ
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