とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ - Be that as it may, commit yourself to the Lotus Sutra and have faith in its teachings.
本文 とにかくに 法華経に身をまかせ 信ぜさせ給へ、殿一人に かぎるべからず・信心をすすめ給いて 過去の父母等をすくわせ給へ。 日蓮生れし時より・いまに一日片時も・こころやすき事はなし、此の法華経の題目を弘めんと思うばかりなり とにかくに ほけきょうに みを まかせ しんぜ させたまえ、とのいちにんにかぎらず・しんじんをすすめたまいてかこのぶもとうをすくわせたまえ。 にちれんうまれしときより・いまにいちにちかたときも・こころやすきことはなし、このほけきょうのだいもくをひろめんとおもうばかりなり 上野殿御返事 うえのどのごへんじ [刀杖難事] とうじょうなんのこと (1557~1558頁) 弘安2年4月 (1272年) 通解(意訳) とにかく、法華経に身をまかせて信じていきなさい。あなた一人だけが信ずるだけでなく、縁した人々に信心をすすめて、過去の父母等(=今世の人生で巡り合う無数の縁ある人々)を救っていきなさい。 日蓮は生まれたときから今日に至るまで、片時も心が休まることはない。ただただ、この法華経の題目である、南無妙法蓮華経を弘めようと思うばかりである。 英語で御書 Gosho in English Be that as it may, commit yourself to the Lotus Sutra and have faith in its teachings. You must not only believe in them yourself but also encourage others to do the same, so that you may save those who were your parents in all your past existences. From the time that I was born until today, I have never known a moment’s ease; I have thought only of propagating the daimoku of the Lotus Sutra. " Persecution by Sword and Staff " "The Writings of Nichi...